for patients
患者の皆さまへ
- ホーム
- 患者の皆さまへ

造血幹細胞移植は、血液を作る力を回復させるための治療です。
健康な造血幹細胞(血液のもとになる細胞)を移植することで、新しく正常な血液や免疫を作れるようにします。
造血幹細胞移植は、治りにくい血液の病気を治せる可能性がある一方で、強い副作用や命に関わる合併症が起こることもある治療です。
そのため、移植を行うかどうかは、ドナーの有無だけでなく、病気の状態や進み具合、体力や臓器の状態、感染症の有無、そして患者さんやご家族の希望などをふまえて、総合的に慎重に判断されます。また、移植は医師・看護師・薬剤師などの各専門家が連携し、治療前から治療後まで一貫してサポートするチーム医療で行われます。
チーム医療
造血幹細胞移植医療には血液専門医をはじめ
さまざまな医療従事者がおり、
チーム一丸となって患者さんの治療にあたります。
治療の流れ
2~3週間前
- – 入院 –
- 全身状態の評価としては、移植前に患者さんの循環器系、呼吸器系、消化器系、肝機能、腎機能その他の全身疾患等について検査を行います。
1週間前
- – 前処置 –
- 患者さんの体内に残存するがん細胞をできるだけ壊滅させるため、およびドナーの細胞を拒絶せず受け入れられる(“生着する”という)ように、移植の約1週間前から行います。前処置療法では大量の抗がん剤や全身放射線照射を行います。この移植前処置が行われる時期より移植専用の病室(クリーンルーム)に入ることが一般的です。
移植日当日
- – 造血幹細胞移植 –
- 骨髄、末梢血幹細胞あるいはさい帯血の輸注は、移植前処置終了後1~2日後に病室で行います。いずれも中心静脈カテーテル輸血と同じように点滴で注入(輸注)します。
約3週間後
- – 生着 –
- 末梢血幹細胞移植では約2週間、骨髄移植で2−3週間、さい帯血移植では約3−4週間で好中球の生着を迎えます。その後、少し遅れて赤血球や血小板数の増加がみられ、次第に赤血球および血小板の輸血が不要になります。
2~3か月後
- – 退院 –
- 退院後は移植後長期フォローアップ外来(LTFU外来)を受診していただき、体調管理(薬、食事、感染症など)をおこなっていきます。免疫機能回復を図りながら、徐々に社会復帰を果たし、QOL(生活の質)の向上を目指していきます。
フォローアップ動画
今日から始める!自宅でできるリハビリテーション
〜座って・立ってできる筋力アップとストレッチ〜
自宅で簡単にできる筋力アップやストレッチ動画を用意しています。
体調に合わせて無理をせず、ご利用ください。
また運動に際して、不安がある場合は主治医に相談してください。
移植後長期
フォローアップ外来
(LTFU外来)

移植後には、感染症やGVHDだけでなく、時間が経ってから身体の様々な臓器から発症する「晩期合併症」が起こることがあります。
これらを予防したり、早い段階で発見して適切な治療やケアにつなげたりするために、移植が終わった後も、定期的に検査や診察、生活指導などを受けていただきます。
- 内科は毎週火曜日・金曜日、小児科では毎週金曜日に LTFU外来を行なっています ※お問い合わせは主治医または各外来へご相談ください
- 全身状態や慢性GVHDのスクリーニング評価
- 食事や日常生活における感染予防の指導
- GVHD予防と症状への対応策について
- 予防接種のタイミング
- 晩期合併症や性腺機能障害の予防と早期発見について
- 2次がんの予防と早期発見のための検診相談
- 就労・就学支援に関する支援
患者指導用リーフレット(第一版)
LTFU外来における晩期の合併症などに関する情報提供を目的としています。
患者さんやご家族の方は、ご使用の前に移植後通院中の医師・看護師に必ずご確認ください。
就労・就学支援について
当院担当のソーシャルワーカーや看護師、造血幹細胞移植コーディネーター(HCTC)にご相談下さい。
また琉球大学病院内に「がん相談支援センター」もあり、対面、電話、オンラインに対応しています。お気軽にご連絡ください。
- これからも仕事を続けたい
- 利用できる制度を知りたい
- 体力・病状に合った仕事を見つけたい
- 職場へどう伝えたらいいか分からない
- 転職に必要なスキルを身に身につけたい





















